№100 「ふるさと 阿品 よもやま」 100回
2009年 03月 24日
以前「ひろさんのひとり言」で投稿していたが、文字ばかり・内容が面白くない・文章が固いということで、極めて評判が悪かった。開いて見る人も殆どいなかった。
ブログを止めようかと思ったが、折角開いたものを止めるのも惜しく、中味を替えて出しているものである。
退職間もない頃、公民館の歴史講座を受講した。この時は廿日市の歴史がテーマであった。受講後ある人が「身近な阿品の歴史を知りたいと」質問された。講師は「阿品には語るべき歴史はありません」との回答であった。
このとき何百年も人が住み続けた阿品に、語るべき歴史がないとは失礼な話だと感じた。
そこで少し阿品の歴史を調べて見ようと思った。まず廿日市町史の中で阿品に関連した部分を抜粋。家にある本の中でも抜粋。市立図書館・公民館の図書を調べる。
県立図書館・県立文書館(もんじょかん)に行き調べる。色々調べた結果、ひとつの自治体に関する文書は多数見つかるが、阿品に限定する資料は極めて少ない。統計も地御前村単位ではあるが、一部落単位での統計は極めて限られたものである。
文書館では明治時代からの新聞を閲覧できる。この中で阿品とある部分を抜粋しようと見掛けたが、昔の新聞をコピーしているので不鮮明な部分も多く、昔の文書体なので難しく途中で諦めてしまった。全部目を通せば面白い記事もあるであろう。
その他、阿品生まれのお年寄りの話しを聞き取ったり、少しずつ資料を集めた。残念なのは昔の写真が中々手に入らないことである。多くは家を建て替えたり、写真を撮影した人が亡くなった際処分されている。
一枚の不鮮明な写真の一部を拡大し、何通りにも使用しているがこれも限界がある。インターネットで検索し画像やイラストを使っているが、著作権違反かも分からない。
色々集めた資料も段々少なくなりネタも無くなりそうである。
このようにして作っているが見る人も限られている。①余り宣伝しないのでブログの存在が知られていない。②阿品限定なので阿品にゆかりの無い人は興味ない。③阿品に縁のある人でも歴史に興味の無い人が多い。④内容が固くて面白く無い等の理由らしい。
ネタも少なくなり内容も益々面白くなくなるため、これからは見る人も限られて行くだろう。しかし、阿品の記録を残すことを目的に出来るだけ長く続けて行きたい。
200回目には私の奢りで盛大に飲酒しましょう。
明日も明後日も楽しみにしています。