素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№90 阿品台中学校

№90 阿品台中学校_e0125014_1327449.jpg  昨日、阿品台中学校の卒業式に招待され列席した。3クラス117名の卒業生であった。

 在職中は市長の挨拶を代読するために、小・中学校の入学式・卒業式に参列していた。当時は国旗に向かって「君が代」を斉唱する際、歌わない先生がいたり、壇上を使わず全員が床に座り、来賓の挨拶もその一角で行われ戸惑うこともあった。

 昨日の式では、校長・来賓の挨拶、卒業証書の授与も壇上で行われ、厳粛な雰囲気の中で行われた。「仰げば尊し」「蛍の光」の世代に育った我々にとっては、今の卒業式はいまいち勝手が違うがこれも時代の流れであろう。

昭和56年(1981年)4月1日
 七尾中学校より分離して阿品台中学校が開校する。阿品から七尾中学校は随分遠いが、団地の入居が開始して3年くらいは遠くの学校まで通学していた。

 開校時の校区は地御前小学校・阿品台東小学校・阿品台西小学校で、1年生187人・2年生155人・3年生120人、計462人の生徒数であった。

平成2年(1990年)4月1日
 地御前北一丁目に野坂中学校が開校し、地御前小学校区が分離する。

 平成元年度には生徒数は最多の1,052人で在った。クラス数は1年生・2年生・ 3年生とも9クラスづつあった。校区が分離したこの年は784人に減少している。

 
阿品台中学校は広島湾を見下ろし、遠くは江田島・似の島の島々や広島の街を遠望出来る、素晴らしい環境の中にある。

 当初は地御前・阿品・阿品台地区を学校区としていたが、地御前地区が分離された今、学校区内の北の一番端っこに位置する中学校になった。

 一時は1,000人を超えた生徒数も、昨年5月1日では1年3クラス118人、2年4クラス138人、3年3クラス116人、計372人と開校時より大幅に減少している。これも小子・高齢化の影響であろう。

 本年度の卒業により、開校以来6,200余名の卒業生がこの学校から巣立って行った。
by hirosan_kimura | 2009-03-12 04:09 | 幼小中 | Comments(0)