現在、一般住宅・マンション・大型スーパーなどが建っている地は、勝手海で干潮時には広い干潟が広がっていた。この写真は昭和29年に撮影されたもので、現在ケアセンターが建っている付近から臨んだものである。今から70年くらい前の様子である。
この写真は昭和42・3年頃監視山より臨んだ埋立途中のものである。右側は現在のJR駅前付近であるが国道との間には調整池も残っている。左上が埋立中で阿品側は埋め立てが進んでいるが、田尻側は埋立が開始されていないようである。阿品陸橋は架かっていず、埋め立て用土砂運搬・工事車両は広電軌道に刈りの踏切を作ってダンプカー等が往来していた。
埋立が終了した昭和48年頃の状態である。この地は数年して「遊園地 広島ナタリー」が開園した。
上記写真と同時期に撮影されたもので、田尻山より遠望したものである。「遊園地広島ナタリー」が閉園した跡地にはたくさんのマンションが立ち並び風景は一変している。