明治11年(1878年 144年昔)には、阿品新開が拓かれるなど開発が進んできました。明治18年(1885年)には、それまで宮内から阿品沿いに大野へと通じていた西国街道に変わって国道2号線が開通しました。
大正11年(1992年)広島瓦斯電軌宮島線として西広島から草津間が開業し、大正11年(1925年)には、広島電鉄線が開通し阿品電停が設けられました。現在でもJR阿品駅(平成元年8月開業)前のナタリー跡地に大規模なマンション、大型店舗が出来るなど大きく様変わりしています。
開業以来様々な電車が宮島線を走っていますが、今ではすでに引退し目に触れることはありませんg、時代の移り変わりが電車によっても感じられます。
昭和6年(1931年 91年昔)に廃止された「広電新宮島駅」と鰆浜・厳島間連絡船乗場ですが、広電宮島線の終点は阿品にあり、今では宮島口から出ている連絡船は阿品から出発していたのです。皆さんご存知ですか。
このように阿品の歴史から見ても、この地は由緒ある地だということがわかります。