この写真は№861の反対方向より撮影されたものである。昭和50年5月、今から47年前である。二丁目を貫く道路は今でもあまり広くないが、それ以前は更に狭く、写真中央に白く貫く部分が以前の道路幅である。鉄道のガード下の幅とほとんど変わらないのが確認できる。
この工事は県の住宅開発に伴い、阿品地区の町有林貸付山の返還に伴い、代替えとして地区内の道路・河川改修工事が行われたものの一部である。写真左側と右側の一部の私有田畑を買収して工事が行われている。
上の写真は写真手前にあった警鐘台の上から撮影されたものであるが。警鐘台は撤去されており同じアングルから撮影出来ないが、位置はほぼ同じ場所から撮影したものである。写真奥の鉄道ガード幅と比較すると広くなっているのが分かる。
沖側にマンションが立ち並んでおり、昔の風景とは大きく変容している。