№769 フジグランナタリー
2018年 11月 09日
商業施設「フジグランナタリー」は平成11年7月10日に開業している。店舗面積は約13,000㎡とある。
開業して20年を迎えようとしているが、当時は阿品近辺には小さなスーパーしかなく当初は遠方よりの来客もあり、随分にぎわったものである。
自宅から歩いて数分しかなく随分重宝している。余り大きくはないが書店もあり、大抵のものはここで揃えることが出来る。
しかし平成27年6月には廿日市に「ゆめたうん」が出来、平成29年4月には商工センターに「レクト」、本年4月には石内に「アウトレット」等の大型商業施設が開業された。
これらの施設は店舗面積・駐車場台数もフジグランの比でなく、近辺にこれほど大規模の商業施設が出来て共倒れしないのかと心配するほどである。
当然規模の劣る「フジグランナタリー」では、これらの大型施設に顧客が流れ、休日でもお客さんが少なくなり、テナントの撤退や入れ替わりが目立つようになっている。
フジグランも色々対策を講じて居られるようであるが、9月頃より空いた店舗を解体し、駐車場の増築に取り組んでおられる。
建物が撤去された部分は平面駐車場が拡張され、来客の利便性は増すであろうが、来客数が減ったのは駐車場不足ためではないであろう。
フジグランでは今までも平面駐車場・屋内立体駐車場・屋上駐車場とあるが、休日でも駐車場が満杯になる日はまずなく、特に屋上駐車場はガラガラのことが多い。
今後、どのような集客対策を計画しておられるかは分からないが、勝手の賑わいが実現出来ればと思うばかりである。