素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№717 阿品郷土文化芸能保存会

地域の伝統文化・芸能を保存

 保存会は、私達の住んでいる阿品地区に古くから伝えられている文化・芸能を地域の皆様さんとの交流を図りながら、次代を担う子供達に伝え残していくことができれなと願って色々な活動を行っています。以下、保存会が行っている主な活動を簡単に紹介します。

◎とんど祭り(左義長)
 とんど祭りは、亡者への供養のために行われる火祭りの行事として、昔から小正月(1月15日)を中心に全国的に行われているものですが、阿品地区では1月14日の夕方に行っています。
 田の中に青竹を組み、笹や雑木を積み重ねて火を焚きます。
 この火の中へ正月の松飾りや書初めを投げ入れて燃やし、書初めが火勢にあおられて高く上がると習字が上手になるといわれています。
 火勢が落ちつき炭火ができたところで、正月の鏡モ餅を青竹の先にはさんで焼きます。この餅を食べると一年中病気にかからないといわれています。

◎盆踊り大会
 地御前地区で古くから行われている盆踊りを阿品地区でもということで、多くの皆様方のご協力を得て、昭和53年以降、毎年行っています。
 盆踊りは祖先供養の踊りですが、阿品地区で行われている踊りは、俗に「地御前踊り」といわれているこの地域独特のもので、昔は夕方から朝まで踊り明かしていました。
 盆踊り大会ではその他金魚すくい、かき氷、カラオケなど盛りたくさんの企画を用意しており、老若男女みんなが楽しく参加できるよう趣向をこらしています。

◎こども俵みこし(秋祭り)
e0125014_9513048.jpg 阿品地区の秋祭りは、岩鏡神社の氏子主催により、毎年10月の第2土・日に行われていますが、子供俵みこしは、昭和52年の秋祭りから行っています。当保存会では、準備から当日のお世話まで全面的に協力しています。
 子供俵みこしは、威勢よい「きやり」の音頭に合わせて、ハッピにハチマキ姿の子供たちが「ヤァートコセーヨーイヤナ」と大声を出しながら、各町内を練り歩きます。
 また、秋祭りでは天狗(ハナ)が出て竹棒を持って子供達を追いかけます。ハナの棒でたたかれると病気にならないといわれています。
 子供達はハナは怖いけれども、鬼ごっこのように楽しんでおり、このごろでは、ニュータウンからもたくさんの子供が来ています。

◎餅つき
e0125014_952068.jpg 保存会の餅つきの特徴は、ハッピ姿の若者が昔からこの地域に古くから伝わっている餅つきの音頭に合わせて餅をつくことです。
 昭和56年の阿品公民館新築祝賀行事に参加したのを最初に、成人式、敬老会、公民館祭りなどにも参加し、大変喜ばれています。
 
 以上、保存会の主な活動を紹介させていただきましたが、いずれの行事も地域の皆様方のご支援とご協力のお陰であり、この紙面を借りて厚くお礼を申し上げます。
 今後とも阿品地域のために少しでもお役に立つよう一同頑張りますのでよろしくお願い致します。

昭和62年3月31日 阿品地区コミュニティを進める会
 広報紙第6号より抜粋
by hirosan_kimura | 2015-08-01 10:09 | 団体 | Comments(0)