№714 阿品の氏神社 岩鏡神社   

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 岩鏡神社は、阿品二丁目の突き当りで阿品二丁目が一望に見渡せる景色の良い山の中腹に鎮ります。昔から岩神神社とも言い通称岩神さんと言われています。ご祭神は手摩乳命、阿摩乳命の二柱の神を、阿品の氏神様として古くから祀られています。ご鎮座年月日は不詳ですが、近辺の神社の中でも一番古いのではと言う説もあります。

 昔は阿品川上流の岩山そばにご鎮座せられていましたが、昭和二十六年の台風で崩壊し昭和二十七年に現在の所にご鎮座されました。その後、戸数も増え拝殿が狭くなりましたので、昭和五十七年に氏子の方々の絶大なるご協力を得て拝殿を改築し参道も階段に整備し老人の方も参拝し易い様に手すりを付けました。先祖代々から守られて来た神社を、私達の代に受け、拝殿を改築し参道も整備して、後世に引き継ぐ事が出来た事を大変嬉しく思っております。

 年間の祭礼等は、正月の参拝と七月の第二日曜日に夏祭り、十月の第二日曜日に秋祭りが行われています。又毎月一日と十五日が参拝日となっています。正月元旦午前零時になりますと初詣でに来られますので、灯明をつけ御神酒を用意して午前二時半頃までと三賀日には、一日数回出向いて、お世話をさせていただいています。

 夏祭りと秋祭りには、氏子の方四世帯づつ持ち回りで祭り一週間前の日曜日に神社前の幟を立て掃除をし又祭りの準備と祭礼のお世話をしていただいております。これを当屋さんと言っています。又数人の方が落葉の掃除を年中して下さっています。阿品二丁目老人クラブの方にも、年数回掃除をして頂いています。 氏子総代   西山敬三

平成2年3月31日発行 阿品地区コミュニティを進める会 
「さんさん阿品」9号より 

by hirosan_kimura | 2015-06-27 11:33 | 神社 | Comments(10)

Commented by Fujio K at 2015-06-27 13:27 x
氏子総代さんは確か小学校同級生です。
Commented by hirosan_kimura at 2015-06-28 09:19
敬三は私より二級上でしたが、敬三の家が母の実家の隣で下から、小さいときには良く一緒に遊んでいました。今は体をこわされて氏子総代を降りておられます。
Commented by hirosan_kimura at 2015-06-28 10:09
敬三→敬三さん 大変失礼しました。
Commented by Fujio K at 2015-06-28 18:24 x
あと36号頑張ってください。
Commented by hirosan_kimura at 2015-06-29 09:02
 有難うございます。日曜日には田屋に住んでおられた工賢次さんに会いました。賢次さんは柏市に住んでおられますが、お母さんの法事でこちらに帰って来られました。久し振りなので同級生が集まり限られた時間でしたが話しました。賢次さんのお兄さんは和文さんでしがFjioさんと同級生ではありませんか。和文さんは現在は大野に住んでおられます。7月25日には地御前小学校の同窓会を藤本の寿司屋さんで行います。毎年行っていますが年々参加者が少なくなり寂しい限りです。
Commented by Fujio K at 2015-06-29 12:36 x
その通り、兄さんのほうは小生の同級生です。
今も時折りメールのやりとりをしています。
貴兄の同級生の弟さんは地御前神社横の家に
住んでいると思っていました。
確か旅行社に勤めていたと記憶しています。
Commented by hirosan_kimura at 2015-06-29 16:29
 弟さんは大手旅行会社を定年退職され、廿日市観光協会に勤務と聞いています。神社横の元の工さんの家に住んでおられると聞いています。地御前地区では有志の方を中心に地御前の歴史の本を発行される準備をしておられるそうです。この秋頃には出版されるようで楽しみにしています。
Commented by youyouclub2015 at 2020-01-14 14:40
阿品にこんな由緒ある神社があるなんて、感動しました。老人クラブ(ナタリー西悠々クラブ)のみんなに教えたいと思っています。
Commented by hirosan_kimura at 2020-01-15 05:40
> youyouclub2015さん
思わぬ方の目に止まり嬉しく思います。ほとんどの神社では故事来歴等を記した表示が有りますが、岩神神社では何も残されていないのが不思議でもあり残念です。
Commented by ryoh at 2024-08-11 21:22 x
岩鏡神社の秋祭りには、長い竹竿をひきずって歩くハナという天狗が出ますか?
懐かしいのでお聞きします。

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