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by hirosan_kimura

№450 三丁目の住居表示

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 阿品三丁目は阿品の広電宮島線沖側の海岸を埋立てて造成されたものであるが、昭和43年頃埋立が完成し、青い部分は昭和44年に宅地として分譲開始された。

 当時の住所は「廿日市町地御前○○○○番地」と表示していたが、昭和57年に阿品地区で町名の設定と住居表示がされたので「廿日市町阿品三丁目○○番○○号」と表示されるようになった。

 町名の設定はそれまでの地御前の中で、大きな川や道路などで囲まれた地域に分かり易い町名を新しく設定するもので、阿品は「阿品一丁目」「阿品二丁目」「阿品三丁目」「阿品四丁目」と大きく四つの町名が設定された。

 一丁目は元の鰆浜付近、二丁目は阿品付近、四丁目はふじタウン付近に新しい町名を設定したもので、三丁目は元は海の中埋立地である。

 住居表示はこの新しい町名の地域を街路などで囲まれた部分を街区で区切り、表示では「番」と標記し、更に街区の中で一軒ずつに番号を付けたのが「号」である。従って各世帯は住居表示では「廿日市市阿品三丁目○○番○○号」と表示する。

 集合住宅などでは家屋番号に部屋番号を付けて「廿日市市阿品三丁目○○番○○ー○○○号とするのが一般的である。

 三丁目では黄色い地区と青い地区は面積はほぼ同じではあるが、街区数は黄色い地区は1街区のみに対して、青い地区は18街区に分かれている。世帯数は黄色い地区が800世帯以上。それに対して青い地区は200世帯くらいである。

 なぜほぼ同じ面積の地域で街区数がこのように異なっているのか不思議に思う人もあるらしいが、青い地区は最初から住宅地と整備されたので碁盤の目のように生活道が整備され、区画ごとに街区を当てはめたことによるものである。

 これに対して黄色い地区は阿品に住居表示が設定された際、地域全体を遊園地「広島ナタリー」一つの施設で占めており「阿品三丁目1番1号」の表示ですんでいたためである。

 その後平成8年に遊園地「広島ナタリー」が閉園し、跡地にショッピングセンターとマンションが整備された。マンションは3~15階建8棟802世帯が整備されている。

 青い地域では1街区に10世帯から多くても20世帯余りであるが、黄色い地域では「阿品三丁目1番」の街区の中に800世帯と、大型店舗・医療ビル・スポーツ施設等があるのである。住居の表示も枝番等が付き複雑なものになっているのであろう。
by hirosan_kimura | 2012-05-02 11:39 | 三丁目 | Comments(0)