№428 子どもの遊び「腰綱引き」   

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 「ふるさと 阿品 よもやま」も今回で428回目となった。ネタも尽きかけ休眠状態である。以前のブログで、ネタが無くなったら「阿品の言葉」か「子どもの遊び」にすれば一息つけると書いたことがあった。

 今回は「子どもの遊び」にしてみた。子どもの頃良く遊んでいた「腰綱引き」があった。単純な遊びであったが飽きもせず遊んだ記憶がある。今の子どもたちもこの遊びをしているのだろうか。

 この遊びは3~4mの綱が一本あれば遊べるが、肝心なのは体力が同じ程度の相手でないと、すぐに勝負がついてしまう。

 遊び方は至って簡単で、向かい合った相手同士が綱をお互いの腰に廻し、綱の端を片手で強く握って置く。両足を地面で踏ん張り、腰を捻って相手を引っ張る。腰を捻るのみでなく、握った綱の端を思い切り引っ張っても良い。

 踏ん張った足が地面より少しでも動いた方が負けである。相手を引っ張ろうと思って、腰を強く捻ったり手で綱を引いた際、自分がバランスを崩してよろけて負けることもある。

 たったこれだけの遊びであるが、自分が力を入れて綱を強く引っ張るのみでなく、相手が力を入れた時自分の方は綱をゆるめて相手のバランスを崩さすなど、テクニックを要する遊びでもある。

by hirosan_kimura | 2012-03-12 11:04 | 遊び | Comments(0)

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