素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№199 阿品の国道

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 阿品附近の国道は、阿品以東では旧国道「宮島街道」片側一車線と、西広島バイパス片側二車線があり、阿品以西では旧国道のみとなる。

 鰆浜で二本の道路が合流し一本となるため、盆や正月・行楽シーズンになると下り車線は良く渋滞が起きる。

e0125014_495728.jpg 昭和49年に西広島バイパスが阿品まで開通するまでは、旧国道一本のみで渋滞は日常茶飯事、特に盆や正月・管弦祭の際は車が身動き出来ない状態であった。

 西広島バイパスが完成してしばらくは渋滞することも無くなったがそれもつかの間、車社会の到来ににより再び盆や正月には大渋滞が起こることとなった。

 岡山の兄の子どもが小さい頃、家族で良く帰省していたが、車が出発してしばらくして忘れ物に気が付き、走って届けに行くとまだ数百㍍の所で車が止まっているような状態であった。岡山にたどり着くまで一体何時間掛かるのだろうと思ったものである。

 夏になると家族で九州方面に行楽に行く車が数珠つなぎ。当時は車にクーラーの無いのが当たり前で、暑い車内で子供づれの家族は大変であっただろう。

 ほとんど動かない車を相手に、缶ジュースを売ったことがあるが飛ぶように売れ、家中の冷蔵庫で缶を冷やしても間に合わず、終いには生温かいジュースを売る状態であった。

 女性や子どもはトイレが大変で、国道沿いの家ではトイレを借りる人が引きも切らなかった。

 また、渋滞する車を相手に工大の生徒が回り道と称して手造りの地図を売っていた。一枚100円くらいで売っていたが結構売れていた。しかしこの附近には車がスムースに走れる回り道などは無く、信用して地図を買った人はとんでもない道に入り込み、却って時間の無駄があったのではなかろうか。

 20年くらい前に山陽自動車道が全面開通し、今ではこのような大渋滞が起きることもなくなった。
e0125014_4102084.jpg しかし、阿品から宮島口附近までは後ろは山で前は海。平地は住宅が密集しJR・広電宮島線の軌道もあり、道路を拡幅・新設することも難しく、時々渋滞が続くのであろう。
by hirosan_kimura | 2009-08-18 05:32 | 国道 | Comments(0)