№196 ナタリーとキャンディーズ   

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 「キャンディーズ」と言っても今の若い人には分からない者も多かろうが、昭和40年代に圧倒的人気のあったグループである。

 「年下の男の子」「春一番」「ハートのエースが出て来ない」等は爆発的に売れ、紅白歌合戦にも三回出場している。デビューした頃、番組のプロデューサーが食べてしまいたいと言うほど可愛かったので、「キャンディーズ」というグループ名にしたそうである。

 昭和49年には遊園地「広島ナタリー」のイメージガールとして初CMをしている。このグループは人気が高く引っ張りだこでその後、旭化成・ハウスククレカレー・森永チョコフレークなどのCMを行っている。

 キャンペーンのためナタリーに何回も来場したが、その度にあふれるばかりの若者達が押寄せ熱狂的な声援を送った。

 人気絶頂の昭和52年に突然解散したが、その時の「普通の女の子に戻りたい」は当時の流行語にもなった。

 かつて全国の若者達に熱狂的人気のあったアイドルが、阿品の地に何回も訪れたことがあったと言うことを、知る人も少なくなってしまった。

 今では阿品のシンボルであった「広島ナタリー」も無くなり、「キャンディーズ」も解散して無くなってしまった。


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by hirosan_kimura | 2009-08-13 04:01 | 娯楽 | Comments(0)

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