№184 町内会憲章
2009年 07月 28日
鼓ケ浜町内会は昭和40年代初めに海面を埋め立て、昭和46年6月に最初の入居が開始された住宅地である。
いまでこそ広電阿品駅・JR阿品駅が整備されているが当時は両駅もなく、国道は広電線路で分断され、陸の孤島のような住宅地であった。
この埋立地は西広島バイパスの整備により、家屋の立退きを迫られた人の移転用地を目的として、新しく造成されたものであった。
最初の入居から38年が経過し、170世帯くらいの世帯数である。
町内会入口の掲示板に「町内会憲章」が掲示されている。
憲章内容は素晴らしく、この憲章は町内会役員の方々がご苦労され作られたものである。
憲章の制定に当っては、役員の方々が原案を作られ町内会全世帯を対象に意見・アンケートをとり、最終的に纏められたものである。
町内会憲章を作られたきっかけは良く分からないが、今でも素晴らしい町内会を更に良いものにするものか、それとも何となく沈滞した町内会を盛り上げようとするどちらであろう。
住みよい町内会のために憲章を作るのは良いことであるが、出来たらお終いで絵に描いた餅にならなければ良いのだがと思うばかりである。
それにしても、「平成二十一年4月1日制定」の表記はいかがなものであろうか。