№129 れんげ
2009年 04月 22日
「れんげ「は「蓮華」とも書き、「紫雲英」と書いて「げんげ」とも言う。もともとは日本の植物でなく中国が原産らしい。肥料として種が輸入され、日本全国に広がっている。
一昔前までは阿品の田圃一面に植えられていたが、今では田圃の片隅にやっと見つけられるくらいである。
「れんげ」の咲く春先には、ピンクと緑の絨毯をあたり一面に敷き詰めたようで、美しい光景で有った。
「れんげ」は取り入れる作物でないので、子ども達が「れんげ畑」で遊びまわっても、怒られることは余り無かった。
男の子は畑の中で相撲を取ったり、走り回って遊んでいた。
女の子は花を摘んで、髪飾りや花輪を作って遊んだりしていた。
今は「れんげ」を肥料にすることも無く、家が建て込んで田畑も少なくなり、阿品で広い「れんげ畑」を見ることも出来ない。
今の小さな子どもを、広い「れんげ畑」で遊ばすと走り廻って喜ぶであろう。
by hirosan_kimura | 2009-04-22 05:26 | 植物 | Comments(0)