素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

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地域の伝統文化・芸能を保存

 保存会は、私達の住んでいる阿品地区に古くから伝えられている文化・芸能を地域の皆様さんとの交流を図りながら、次代を担う子供達に伝え残していくことができれなと願って色々な活動を行っています。以下、保存会が行っている主な活動を簡単に紹介します。

◎とんど祭り(左義長)
 とんど祭りは、亡者への供養のために行われる火祭りの行事として、昔から小正月(1月15日)を中心に全国的に行われているものですが、阿品地区では1月14日の夕方に行っています。
 田の中に青竹を組み、笹や雑木を積み重ねて火を焚きます。
 この火の中へ正月の松飾りや書初めを投げ入れて燃やし、書初めが火勢にあおられて高く上がると習字が上手になるといわれています。
 火勢が落ちつき炭火ができたところで、正月の鏡モ餅を青竹の先にはさんで焼きます。この餅を食べると一年中病気にかからないといわれています。

◎盆踊り大会
 地御前地区で古くから行われている盆踊りを阿品地区でもということで、多くの皆様方のご協力を得て、昭和53年以降、毎年行っています。
 盆踊りは祖先供養の踊りですが、阿品地区で行われている踊りは、俗に「地御前踊り」といわれているこの地域独特のもので、昔は夕方から朝まで踊り明かしていました。
 盆踊り大会ではその他金魚すくい、かき氷、カラオケなど盛りたくさんの企画を用意しており、老若男女みんなが楽しく参加できるよう趣向をこらしています。

◎こども俵みこし(秋祭り)
e0125014_9513048.jpg 阿品地区の秋祭りは、岩鏡神社の氏子主催により、毎年10月の第2土・日に行われていますが、子供俵みこしは、昭和52年の秋祭りから行っています。当保存会では、準備から当日のお世話まで全面的に協力しています。
 子供俵みこしは、威勢よい「きやり」の音頭に合わせて、ハッピにハチマキ姿の子供たちが「ヤァートコセーヨーイヤナ」と大声を出しながら、各町内を練り歩きます。
 また、秋祭りでは天狗(ハナ)が出て竹棒を持って子供達を追いかけます。ハナの棒でたたかれると病気にならないといわれています。
 子供達はハナは怖いけれども、鬼ごっこのように楽しんでおり、このごろでは、ニュータウンからもたくさんの子供が来ています。

◎餅つき
e0125014_952068.jpg 保存会の餅つきの特徴は、ハッピ姿の若者が昔からこの地域に古くから伝わっている餅つきの音頭に合わせて餅をつくことです。
 昭和56年の阿品公民館新築祝賀行事に参加したのを最初に、成人式、敬老会、公民館祭りなどにも参加し、大変喜ばれています。
 
 以上、保存会の主な活動を紹介させていただきましたが、いずれの行事も地域の皆様方のご支援とご協力のお陰であり、この紙面を借りて厚くお礼を申し上げます。
 今後とも阿品地域のために少しでもお役に立つよう一同頑張りますのでよろしくお願い致します。

昭和62年3月31日 阿品地区コミュニティを進める会
 広報紙第6号より抜粋
by hirosan_kimura | 2015-08-01 10:09 | 団体 | Comments(0)
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 昨日、阿品台西地区で第一回目の「ふれあいサロン」を開催した。会の名称は「華陽会(かようかい)」と言う。

 「華陽会」の名称は皇族の集まりのようだと言う人もある。この名称は皆の意見で決めたものであるが、華やかで明るくとの思いが込められ良い名称だと思う。

 「ふれあいサロン」とは、高齢者の方等が定期的に身近な集会所等に集い、お茶を飲んだりおしゃべりをして楽しむ場で、全国各地で取り組まれている。

 阿品地域でも多くのサロンが開設され、近々開設が計画されている地区もあり、サロンの無い町内会はわずかとなった。

 阿品台西地域の高齢者の状況は、№222で紹介したが、この地域をふれあい溢れる地域にするため、今年の2月14日に第一回目の話し合いを行い、勉強会や定例的に集まってもらい、8ケ月の準備期間でやっと開設することが出来た。

 この結果、元気な高齢者は老人クラブへ加入。一人暮らし高齢者・家に引きこもりがちな高齢者・虚弱な高齢者はサロンに参加してもらう体制が整った。

 勿論、「老人クラブ」「サロン」両方に参加される方もおられるが、体を動かしての内容であれば会場も狭いので、今後は検討する必要もあろう。

 サロンに参加してもらうには、その都度100円徴収する。勿論スタッフにも負担して貰う。このほかコミュニティより一回限り10,000円。社協より年間36,000円の3年間。ただし初年度は年度中途の発足なので18,000円の補助がある。

 この中から、参加者の保険料・茶菓代・消耗品等を賄う。その他始まったばかりで必要な物も無い無いづくし。講師に来て頂いても講師料も払えないので、無理をお願いしなければならない。

 気軽に参加して貰うためには、一回100円の負担金を値上げする訳にも行かず、社協の補助金の無くなる3年後はどうなるのかと思う。

 しかし、他のサロンも厳しい予算の中で運営しておられるので、今後の創意工夫が求められる。

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 スタッフは6名であるが、初日と言うことで一時間前に集合した。

 最初であり戸惑いもあったが、会場の整理・役割分担・進行などの打合せを行い準備を行った。

 早い人は30分も前に来られる人もあったが、忘れている人・体調の悪い人・急用の出来た人もあり、31人中20名の高齢者が集まられた。次回よりは周知方法の工夫も必要であろう。

 1時30分に開始し、先ず一回目ということで代表の挨拶、全員で「古里」「赤とんぼ」「もみじ」の合唱、講師による高齢者向きの健康体操、茶話会を行い終了後スタッフのみの反省会を行った。

 反省会と次回の打合せを行い、会場の後片付けが済んでスタッフが解散できたのは4時であった。

 高齢者からは、「とても楽しかった」「あっと言う間に時間が過ぎた」「次回を楽しみにしている」等の意見が出され、途中では投げ出そうかと思ったこともあったが、今までの苦労が報われたようであった。

 このサロンは始まったばかりである。参加者も多く、内容の充実した他のサロンのような訳には行かないが、高齢者の要望等を取り入れながら、地道で息の長い取組みを続けて行きたいものである。 
by hirosan_kimura | 2009-10-18 05:19 | 団体 | Comments(0)
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 阿品台西地域に10月10日に老人クラブが設立された。名称は「廿西若葉会」と言う。

 阿品・阿品台地域で12番目、廿日市市全体で138番目の老人クラブである。

 阿品台西地区は五階建ての県営住宅で、世帯数は700世帯の町である。市全体では高齢化率が20%を越えているのに、この地域は7%くらいで比較的若い町である。

 それでも老人クラブの対象、60歳以上の方が220名くらい居住しておられる。

 この地域の民生委員を担当したのは一昨年の12月であったが、他の地域と異なることが多く戸惑うことが多かった。

 一番驚いたのは、長年住んで居られながら地域との交流の希薄な人の多いことであった。

 一階に集合ポストが設置されているが名前の書いてないのがほとんど。玄関にも表札も掲げてないのが大半。訊ねて留守の場合、すぐ隣で聞いても名前も家族構成も分らず、何年も住んでいながら口を聞いたことも無いという状況である。

 高齢者が少ないと言われながらも、一人暮らし・夫婦二人世帯でどちらも高齢者と言う世帯も多いが、これらを気遣う近所もごく稀である。

 一人暮らしの世帯が、夜に明かりが点かなくても、夜になって洗濯物が取り込まれなくても誰も気に掛けないのが当たり前。

 ある実例がであるが、一人暮らしの方が家で倒れて、やっとの思いで玄関にたどり着いたが、ドアのノブを回す体力も無く、玄関に横たわり中から声を出して助けを求めたそうである。

 外で人の気配がし、助けの声も届いている筈なのに誰一人、気にも留める人は無い。何時間か助けを求めていると、かなり離れた住宅の人が異変に気付かれ、やっと助かったと涙ながらに話をされていた。

 また、一人暮らしの人が誰にも見とられず亡くなられたことがあったが、周囲の人で気付く者も無く、ヘルパーが訪問してやっと見つかったと言うこともあった。

 一人暮らしの人を訪問すると、近所に親しい人も無く、訪問する人も無く毎日テレビの番をしていますと、寂しそうに話す人も珍しく無い。

 民生委員の役目として何とかこの地域を、人々の交流溢れる町にしなければと考えながらも、担当地域は自分の住んでいる地域とは離れており、親しく相談できる人も無く思い悩んでいた。

 とにかく行動を起こさなければどうしようも無いので、世帯訪問するうちに知り合った人、数人と話し合うこととした。

 今年の2月14日に集会所に8名の人に集まってもらった。話を聞くと思いは皆同じで、賛同者を少しづつでも集めて行く。勉強会を行うこと等を決めた。

 3月7日には阿品台地区老人クラブ連合会の会長さん。3月14日には社会福祉協議会の職員の方に来てもらい、西地区をふれあいのあふれる町にする勉強会を行った。

 翌月からは毎月一回、お茶やお菓子は各自持ち寄りで、おしゃべりや今後の進め方について話し合いを行ってきた。

 こうして、やっと10月より老人クラブを発足することとなった。老人クラブとは別に「ふれあいサロン」も発足することとなり、元気な高齢者は「老人クラブ」へ。

一人暮らしや虚弱な高齢者は「ふれあいサロン」へと少しづつではあるが、阿品台西地区にふれあいの場が広がることとなった。

 老人クラブは会員三十数名と小さな組織であるが、これから益々発展することを願うと同時に、民生委員として肩の荷が少し降りたように思っている。
by hirosan_kimura | 2009-10-12 11:15 | 団体 | Comments(0)