№726 町内会紹介「鼓ケ浜」
2015年 11月 25日
昭和60年3月31日発行 阿品地区コミュニティをすすめる会
「さんさん阿品第4号」より抜粋
東にナタリー、西に競艇場、その間に挟まれたこの団地が出来て、早や13年が経過しました。昭和46年3月」、廿日市町より分譲されたこの団地に、現在「一四二戸」の住宅が建築されていますが、空家もありますので、常時世帯数は一二五、人口四〇〇、その内子供は六十余人、また六十才以上の方も子供と同数程度おられます。
この町内会は、47世帯で昭和47年5月に発足しましたが、それまでは阿品西の町内会に所属しており、当時の町内会長さんは、岩鏡神社下の西山さんでした。
また町内会の名称を「鼓ケ浜」としたのは、この団地の分譲案内に「廿日市町地御前鼓ケ浜団地」としていましたので、この名称を採用したものです。
当時、町尚会の最初の仕事は、宮島線に停留所を設置し、交通の不便を解消することでした。陳情や交渉を随分くりかえしたものですが、漸く53年8月「たじり」が設置されました。
この他、53年にはニュータウン行きのバスも開通し、海岸には高潮対策として堤防の建設もはじまり、6年経過した今日なお建設中です。
10年前は小鳥も庭によく来たものですが、昨今は非常に少なくなりました。また海岸では小魚がよく釣れたものですが、貝と共に年々減少しています。
最後に、現在この団地の課題は集会所を建設してもらいたいことです。公民館は近くにありますが、陸橋と云う障害物がありますので、行政当局に考えていただきたいものです。
子供達は、この団地が「ふるさと」です。キレイで平和な団地を子供達に引き継ぎたいものです。 記 望月圭三
子供達は、この団地が「ふるさと」です。キレイで平和な団地を子供達に引き継ぎたいものです。
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