素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№718 田圃が宅地に

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 「№655 収穫の秋」で紹介したが、阿品の田圃は宅地化により年々少なくなっている。かつては山裾に僅かな農家があり、残りの大半が田圃で夏には緑の、実りの秋には黄色の絨毯を敷き詰めたように一面田圃が広がっていた。

 今では宅地化が進み住宅地に囲まれた中で稲作が行われている。上図の緑は昨年に続き稲作の行われている田圃。青は昨年は行われなかったが今年は稲作が行われている。茶色は昨年は稲作が行われていたが、田圃が埋め立てられ宅地造成が行われている。
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 この場所はJR阿品駅のすぐそばであるが、今年に入って田圃が埋め立てられ、宅地造成の工事が行われている。阿品の残り少ない田圃も宅地化が進み、近い将来には阿品から田圃が無くなる日が来るのではなかろうか。

 この宅地造成が完成すると16区画も宅地が出来るらしいが、噂によるとかなり購入決定しているということである。阿品ではこの場所以外でもかなりの建売住宅等が建てられ売れ残りも無いようであるが、人口が減少しているというのに不思議なことである。
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 鰆浜(阿品一丁目)では、かつてJR線路から奥は民家が一軒のみで、残りはすべて田圃が広がっていた。この地区も宅地化が進み田畑は殆ど無くなっていた。

 昨年は鰆浜では稲作は皆無であったが、今年は一枚の田んぼではあるが復活して稲作が行われている。この稲作がいつまで行われるのかは分からない。
by hirosan_kimura | 2015-08-02 14:10 | 開発 | Comments(0)