素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№622 地御前の漁法 いかなご漁

 現在、地御前での地御前での漁業といえば牡蠣養殖が大半でその他の水産物は殆ど皆無に近いようであるが、戦前までは様々な魚の水揚げがありその漁獲方法も様々であった。阿品沖でも漁獲する魚の習性により工夫された漁法により水揚げされていた。
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いかなご船曳網
 漁具は大体他の地曳網と同様であるが、揚網場所が狭小な船の中であり、また機動力を要するため地曳網より規模が小さいのが普通である。

 船曳網は一隻の網船で操業する。1艘船曳と2艘船曳に分類され無動力船で行なう小型のものから、動力船で行なう大型曳船や、網舟は無動力船であるがその変わりに動力付の引船を使用するもの等、種々雑多である。

 一艘船曳を基本型として、その操業方法は漁具の一端に樽を付し投入すると同時に、魚群を包囲するように漁具を順次投入しながら漕ぎ進み、再び元の○の○に帰り○○○に錨を投入して船を固定した後、引網にかかり網を船中に引揚げる。(○~判読不能)

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いかなご袋待網
説明なし
by hirosan_kimura | 2014-03-02 15:33 | 水産 | Comments(0)