素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№603 昔の遊び「Sけん」

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 子どもの頃にはこの遊びを良くしていた。地面に大きなSの字とその外に〇を二つ書くだけで道具も不用である。

 先ず地面に棒切れなどで10mくらいの「S」の字と、外側の対角にSの字から少し離して半径1mきらいの〇を二つ書く。遊ぶ人数は何人でも良いが最低10人くらいが二手に分かれる。宝は木の棒でも空き缶でも何でも良い。

 ルールはSの字の中と島の中以外は片足の「けんけん」でなければならない。Sの字の中への出入りは字の切れ目からのみで線を越えては入れない。

 遊び方は、例えばチームの人数が5人とすれば一人か二人は自チームの宝を守り、残りは相手の宝を奪う役割とする。最初は全員が自分の陣地内で待機し「よーいドン」で相手の宝を奪う者がけんけんで外に出て相手の陣地に向かう。

 向かう途中で相手に出会うと押し倒したりして、先に両足を付いた方はこれ以上ゲームに参加出来ない。途中で島に逃げ込めば両足を付いても良いし、相手から攻められることは無い。

 そのまま進み相手の陣地に入れば両足を付いても良いが、相手の宝を守る役の者に線の外側に押し出されたらゲームに参加出来なくなる。

 これらを上手く交して早く相手の宝を奪ったチームが勝ちとなる。他愛の無い遊びであるが飽きもせず良く遊んでいた。
Commented by Fujio K at 2014-01-27 18:43 x
小生とHirosanとは僅か2歳違いですが、どう記憶を手繰ってみても
「Sけん」や「ろくむし」は記憶にありません。
阿品地区限定の子供達のあそびでしょうか。
小生の記憶にあり、自身もよく遊んだのは「ぱっちん」、「まぶろ」、「石けり」、「缶けり」です。
女の子は「ゴムとび」、「マリつき」をしていました。



Commented by hirosan_kimura at 2014-01-27 20:16
 コメントありがとうございます。Sけん・ろくむしは阿品限定の遊びではありませんでした。ルールは違っていたかも知れませんが地御前小学校時代、休み時間になれば皆と夢中で遊んでいました。先日、犬の散歩がてら「坊さく谷」を歩いて見ました。昔あった鍛冶屋さん跡地も新しい家が建ち、その他の建物も建て代わり昔の面影はほとんどありませんが、家と家の間の小道は昔のままで僅かに面影が残っていました。
by hirosan_kimura | 2014-01-26 14:04 | 遊び | Comments(2)