素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№550 潮干狩りの禁止

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 5月3日の中国新聞に「禁止区域で潮干狩後絶たず」の記事が掲載された。

 「地御前と阿品の干潟のアサリを採取を禁止する区域で潮干狩りをする人が目立ち、地元漁協が啓発看板を取り付けて注意を促している。」と言う内容である。

 小さい頃から家の目の前の海岸でアサリを掘ることは極当たり前と思っていたし、潮の良いときには沢山の人が貝を掘っており、この海岸がアサリの採取禁止区域と言う認識は全く無かった。

 以前はたくさんのアサリが掘れていたので良くアサリを掘りに行っていたが、最近ではめっきり少なくなり大潮の干潮の時でもアサリ堀に行く気にもならなかった。

 こんなにアサリの少ない干潟なので、アサリを生業とする漁業者は皆無と思っていたが、漁協では春と秋に2漁業者がアサリの稚貝を干潟に蒔いているらしい。またチヌなどによる食害を防ぐ網を敷いているらし。
 
e0125014_11242630.jpg 新しく取り付けられた看板の横に、昭和50年前後に取り付けられほとんど判読不能な看板が残っている。読めない部分が多いが、この付近でアサリを掘る人は監視人の指示に従ってください。アサリ採取が出来る場所は地御前神社前と阿品海岸。アサリ採取区域は地御前の旭沖と宮内の嘉永新開沖と記してある。

 以前は干潟の降り口に監視人が居り、アサリを採取する人からお金を徴収していた時期もあった。監視人は漁協から地元の老人クラブに委託されていた。母が元気な頃この仕事を引き受けると良い小遣い稼ぎになると喜んでいた。

 はっきり記憶している訳では無いが、一人200円くらい徴収しその半分くらいが監視人に入っていたらしい。お金の徴収もいつの間にか行なわれなくなり、誰でも自由にアサリを掘ることが出来るようになった。

 潮の良いときには沢山の人がアサリを堀に来て、海岸沿いの狭い道路にたくさんの自動車が違法駐車し、誰が通報するのか分からないが、警察署に通報しパトカーが取り締まりに来ることもあった。

 少ないアサリを沢山の人が掘り、小さなアサリまで持ち帰るので鰆浜沖の干潟では益々アサリは居なくなってしまった。

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 今では少なくなってしまったが、バイパス工事で干潟が埋立てられる前は子どもでもバケツ一杯くらいは掘ることが出来た。その時代が懐かしく思い出される。
by hirosan_kimura | 2013-06-09 07:03 | 水産 | Comments(0)