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by hirosan_kimura

№543 阿品の集会所

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 地域のコミュニティ活動を推進するため、市内にはたくさんの集会所がある。

 阿品・阿品台地域では市有13(赤)、共同住宅併設6(青)、地元所有2(緑)、各戸区分所有9(ピンク)と30箇所の集会所がある。これ以外に各マンションでは建物内に集会室が設けられている。

 廿日市市では新しく合併した地区では集会所の整備は様々で、用地も建物の地元負担で行なう、用地は地元が提供する、建設費の一部は補助するがあとは地元負担など様々であった。

 旧廿日市市では小学校区毎に11ヶ所の公民館があり多人数の集会は公民館を利用し、地域の少人数の集会は集会所を利用と言うことで、歩いて行ける範囲半径300m以内に一箇所の集会所を整備することとしていた。

 敷地は一箇所250㎡を基準とし、建物は100㎡を目安としていたが後に車椅子で便所を使用出来るようにと110㎡となった。これも目安であり敷地の大小、建物の利用世帯が少ない場合は110㎡より狭い箇所もある。

 集合住宅併設は県営住宅に5箇所、県警官舎1箇所の6集会所があるが建物は県が整備している。

 地元所有は鰆浜とふじタウンの2箇所である。鰆浜は廿日市ニュータウン開発時に県が整備し地元に移管している。ふじタウンは宅地開発をした業者が整備したものである。

 ユニークなのは阿品台北タウンハウスの集会所である。タウンハウスは390世帯程度あるが、3社の住宅メーカーが3期に渡って住宅を建てたが、40世帯程度に一箇所の集会所が整備されている。この集会所は小さな部屋が一室ある程度で、各世帯の区分所有になっている。余りにも小さな集会所で使い勝手が悪く狭い範囲に9箇所もあるので、一時市に引き取って欲しいとか廃止したいとの声が出たこともあったが、今でも活用されているらしい。

 いずれの集会所も管理は地域で行なっており、市からの補助金は僅かな額で維持管理費の捻出に様々な方法が採られているようである。使用者から利用料を徴収する所。町内会・自治会等から支出し地域の人の利用は無料とする所もある。利用の少ない曜日に塾に貸しその利用料で経費を賄う所もあるらしい。

 今では殆ど無いが通夜や葬式に集会所を貸し出し、葬式があれば集会所に利用料が入るので助かると言うこともあった。

 利用に当っては利用者のの責任によりある程自由に使用出来るところ、細かい規則を作り制約の多いところと様々であるが、地域の人が気軽に使える集会所になることも大切である。

 いずれにしても地域の強い要望により整備された集会所であるが、人々の出入りで賑わう集会所、いつも閑古鳥が鳴いており使用されているのがめったに無い集会所もある。

 集会所の利用状況を見れば、その地域のコミュニティ活動が活発に行なわれているか、地域の団結力が強いかを伺うことが出来る。
by hirosan_kimura | 2013-05-10 11:00 | 社会 | Comments(0)