№537 県病院跡地
2013年 04月 11日
昭和15年頃より田んぼ等を埋立、昭和18年9月に「教員保養所」が開設され、昭和26年6月に「広島県立地御前病院」に移管され、昭和47年3月に廃止された。
以来未利用で空き地のまま残され、地域の「とんど」や「盆踊り」などに利用され、敷地の一部は県職員の福利施設として野球やテニスなどに使用してきたが、利用される日数は年間でも僅かな日数に限られていた。
この広い空き地も県の財政難により処分されることとなり、長年地元で自由に使ってきた空き地が本年3月末で利用できなくなった。
跡地は何に活用されるのかは分からないが、最近正式に土地の測量が行なわれ敷地周囲の至る所に敷地境界の標識が埋め込まれ、いよいよ処分のための準備が開始された。
地元では、民間に払下げられ住宅地にでもなるのではないかと噂されている。
鰆浜地区もご多分に漏れず、高齢者が増え若者が少なくまるで「高齢者部落」だと言う人もある。子どもが少なく子ども会の運営にも支障を来たしているらしい。
この地に住宅がたくさん建てられ、若者や子どもたちで溢れ活気のある部落になれば望ましいが、果たして県病院跡地は何に生まれ変わるのであろう。