№527 阿品の海抜
2013年 03月 07日
この海抜について何処を基点として2mなのか議論されたことがある。満潮時だ、いや干潮時だ、満潮と干潮との中間点だ。満潮時にしても大潮と小潮では高さが異なる。基準値は広島湾だ。いや東京湾だなどと素人同士で議論して結局分からずじまいに終わった。
市役所の担当者に尋ねたところ、東京湾の中等潮位と言うことであった。東京湾の平均海面とは、全国の標高の基準となる海水面の高さで、1873年から1879年までの当時の隅田川河口で測定された記録を元に決定されたものである。
海抜2mとは低すぎるが、阿品三丁目では大潮の際は道路から手を伸ばせば海水面に届きそうな場合が再三あるので、小さな津波が来ても住宅地は浸水してしまうだろう。海抜はインターネットで調べれば日本全国どこでも検索できるが、我家もスーパーと同じ平面なので海抜2mと言うことであろう。
阿品では太平洋で津波が起きても、四国があり、瀬戸内海の島々があり、さらに広島湾の奥なので大きな津波に襲われることはないであろうなど素人判断をしている。津波が来たらスーパー屋上の駐車場に避難すれば良い。すぐ近くのふじタウンや阿品台の高台に避難すれば良いなどと噂をしている。
しかし皮肉なことにこれらの高台に住んでいる人たちは高齢化が進み、買い物やJR・広電・病院が近くにある平地が便利と、海沿いの平地にあるマンションなどに移り住む人もある。
田屋に「鄙の料亭 地御前」がありますが、あの辺は度々潮に浸かり、
知人のTさんはその度に室外機や自動車がパーなどになったので、遂に転居してしまいました。