素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№507 阿品の飛行場 3

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 「№12 阿品にあった飛行場」「№386 阿品の飛行場」でも紹介したが詳細はほとんど分からない。その中では水上飛行のため滑走路もなく、海岸に簡単な建物があるのみであると紹介した。

 その後、飛行場らしき写真を入手したが極めて不鮮明で、建物を表示してある文字が判読出来なかった。写真で見ると簡単な建物どころか立派な建物に見える。本当に飛行場の建物であろうか疑問に思っていた。

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 その後、不鮮明ではあるが建物をアップした写真を偶然見つけた。建物には「宮島航空研究所 格納庫」と示されている。その上部にも何やら書いてあるが判読出来ない。

 もう少し鮮明な写真があれば良い。この建物は何時頃取り壊されたのであろうか。
Commented by とり at 2015-10-25 10:26 x
はじめまして。
大変興味深く拝見致しました。

「宮島航空研究所 格納庫」の上部にある文字についてですが、
当飛行場は1936年に中国新聞社航空部嘱託という記録があります。
「中国新聞社航空部」と書いてあると思ってみれば、そのように見える気が致します。

既にご存じのことばかりでしたらご容赦くださいませ。
Commented by hirosan_kimura at 2015-10-26 10:39
コメント有難うございます。宮島航空研究所については廿日市市(町)発行の図書等で旧地御前村阿品(現在では廿日市市に所属)内に有った施設のように表記してあるため、私は阿品のブログ№12・386・507で紹介しました。しかしこの施設が有ったのは大野村が正しく、№575で訂正しています。ご指摘の通り「1936年5月14日 中国新聞社航空部発足 15式水上機2機(海軍払い下げ)常備」とあります。近辺に飛行場が無くこの施設に常備していたのかも分かりません。格納庫上部の文字は右から左書きですが、最初の文字は「中」の字に見えます。拡大しても字が潰れて判読できません。貴重な情報有難うございます。
by hirosan_kimura | 2013-01-20 15:59 | 交通 | Comments(2)