素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№435 変貌した鰆浜

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 この写真は昭和40年初め頃、今から40数年前の鰆浜部落でである。

 手前の建物、県立地御前病院は廃止され今では広いグランドとなっている。少し向こう側は吉田病院の建物で、今ではマンションがが建てられている。

 海沿いは帯状に埋立てられ、国道が拡幅され電車軌道も沖側に移設された。

 かすかに写っているが、今では見ることの出来ない「火立岩」と「波止」と呼んでいた堤防も見える。
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 この写真は国道を下り方面に望んだものである。道路は片側一車線で中央部分のみが舗装されている。

 遠くには「お上がり場」に松が繁っているのが見える。

 手前の木立と塀は「吉田病院」であるが、今ではマンションに建て替えられている。
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 中央の堤防は取り壊され、海岸沿いに埋立てられ電車軌道も沖合いに移設された。

 かつてこの辺りの浜辺ではアサリが面白いほど採れていたが、浜辺は山砂が入れられ人工干潟となったせいか、海が汚染されたものによるものかは分からないが、時間を掛けて貝堀をしても僅かなアサリしか採れなくなってしまった。
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 電車駅付近より東側を望んだ海辺であるが、堤防は壊され海が埋立てられ風景も一変している。

 今は無い「火立岩」「波止」を見ることが出来る。波止の沖には宮島航路桟橋の残骸の一部が黒い点のように残されているが、これも今では見ることは出来ない。 

 波止の向こう側に沖山を削って造成しているのが僅かに伺うことが出来る。

 電車線路すぐ傍の堤防から海に下りる石垣が見えるが、丁度自宅の前に当たり途中で壊れかけているが、浜辺に降りる時はいつもこの坂を利用していた。

 この坂から向こう側の波止の間の浜は泥土であったが、大貝やミル貝がたくさん採れてバケツ一杯くらいは簡単に掘ることが出来た。
 
 ミル貝はにぎり寿司の高級ネタらしいが、阿品付近では余り食べることもなく、たくさん掘って帰ると母親に迷惑がられたものである。

 アサリや小魚が子どもでも簡単に採れ、もずくやおご海苔なども採ることの出来た自然豊かな阿品の海岸も海岸の埋立や汚染などにより見る影もなくなってしまった。
by hirosan_kimura | 2012-04-08 11:56 | 鰆浜 | Comments(0)