素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№215 阿品台の敬老会

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 昨日は阿品台の敬老会があった。例年なら敬老会に近い日曜日に行われるが、連休や小学校・保育園の運動会等と重なり、10月にずれ込んだ。

 会場は、日赤看護大学の学生食堂を借用し行われた。75歳以上の対象者849人の内285名の方が参加され、出席率は33.5%で対象者の三人に一人の参加となる。

 民生委員の役割は、出欠の確認・金曜日に行われた会場設営の手伝い・当日の手伝い・欠席者への記念品の配布等であるが、式典を企画・準備・当日の進行等をされた役員の方の気苦労は大変であったろう。

 廿日市の敬老会は、平成10年までは各小学校区毎に11箇所で行われていた。しかし対象者の増加ととともに、公民館等の会場も狭く対応しきれなくなった。また、敬老会を運営する地区コミュニティ等から地区主催には限界があり、市の責任で行って欲しいとの要望も挙がってきた。

 そこで平成11年度より市主催とし市全体を対象とし、スポーツセンター一箇所で行うこととなった。 対象者4,086人 参加者1,301人であった。

 しかし、各地区で行っていたのと異なり会場も遠くたくさんのバスを借り上げたり、会場も広すぎ後ろの方からは舞台も離れすぎ、催しものも遠すぎて良く見えないなど不評であった。

 平成14年度には対象者4,952人と4年間で21%も増加したが、出席率は下がる一方であり、平成15年度からは再び各地区での実施となったものである。

 敬老会は終戦後、兵庫県のある町の町長の発案で始まったものらしい。当時の高齢者は元気な内は働きづめで、老衰で働けなくなっても孫の守くらいで楽しみも少なかった。

 年金制度・医療制度を始め、今のような見るべき高齢者に対する福祉制度も無かった。こうした中、日本の発展のため働きづめの高齢者に感謝するため、暑さも一段落し、稲の収穫等で農作業が忙しくなる前の9月中旬を選び、高齢者を慰労するためのものであった。
 
 今では、高齢者に対する制度も充実され、元気な高齢者は金銭的にも余裕があり、旅行に趣味にと若者達が羨むほど、大半の高齢者は充実した生活を送っておられる。

 高齢化が急速に進んでいる現在、高齢者を大切にし敬うことは大切であるが、そろそろ敬老会のあり方を見直す時期に来たのではなかろうか。

 敬老会の参加者は対象者の3分の1のみ。むしろ、病弱等で参加できない方への配慮を中心とした方法へと切り替える必要があるのではないかと考えるものである。
by hirosan_kimura | 2009-10-05 06:33 | 行事祭礼 | Comments(0)