素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№192 子ども達の夢が叶った陸橋

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 昭和63年4月4日、廿日市町から廿日市市へと市制を記念して「こども議会」が開催された。

 市の本会議場を使用し、各小学校代表の質問に市長が答弁するものである。


 阿品台西小学校代表、諏訪貴則君の質問。
 
「僕は今阿品台西小学校でやっているサッカークラブに入っています。それで毎週阿品の陸橋を通ります。
 
 そのときに、その陸橋は階段ばかりで、自転車の通れるような坂がありません。それで、陸橋の下に置いておくと、いたずらされたり盗られたりしてしまいます。

 僕ももう2回も盗られたことがあります。1回目は運よくハローふじおかの前で見つかりましたが、2回目のときの自転車はまだなくなったままです。

 今はまた自転車を買ってもらいましたが、それからというもの陸橋の下に自転車を置いたことがありません。
だから、学校にいくときはわざわざ遠回りをしなくてはなりません。

 廿日市ニュータウンのメイン道路の一番車のたくさん通るところをよこぎらなくてはならないのです。僕だけでなく、阿品サッカークラブに入っている人で、鼓ケ浜やふじタウンの人たちは、ここを通って行っています。

 でも、困っているのは何も僕だけではないと思います。乳母車を押すお母さんたち、それから足の悪いお年寄り、自転車を毎日利用する高校生のお兄さんやお姉さんたちも、もし坂があれば、僕たちもこういう人たちもとても便利になり、助かると思います。

 そこでお聞きします。市ではこのような坂をつけてもらうことは出来るのでしょうか。ぜひ付けてください。」


半明市長
 「それでは、ただいまのご質問にお答えを致します。

 緩やかな坂をつけてほしいということですよね。今ね、廿日市市内では自転車の専用の道路はないんですよね。車の通る道と、それから歩道になっておりますよね。

 でも、皆さんの今のご意見を聞きましてね、まこと自転車の専用の道路、そして緩やかな坂にして自転車を乗れるようにしたいものですが、今のところ市ではそういう計画は立てて降りません。しかし、せっかくのご意見でございますので、よくみんなで検討をして、できるだけご期待に沿うようなことを考えてみたいと思いますので、ご理解願います。」

 
 それから数年して長いスロープの付いた横断陸橋が完成した。阿品台には良く行くことがあるので、自分もこの陸橋を利用している。

 この陸橋の完成により、自転車通学の高校生も一段と便利になり、西小学校の児童も安全に通学できるようになった。 
by hirosan_kimura | 2009-08-07 05:38 | 道路 | Comments(0)