№174 岩鏡神社(4) 夏の例祭
2009年 07月 13日
今年は7月12日の昨日、朝7時30分より行われた。
祭りの準備や当日の世話は、順番に廻って来る「とうや」と呼ばれる人により行われた。「とうや」とはどんな漢字を当てはめるのであろう。
又、例祭に先駆けて老人クラブの方が、神社周辺の清掃を行われたと言うことである。
例祭は拝殿に30名くらい、その他当番の人を含めて40名くらい参列しておられた。
この巫女さんは専門の職業とする人でなく、一人は高校在学生であった。必要な時だけ巫女の役を引き受けられるらしいが、神主はこの人を「舞姫」と呼んでおられた。
舞は「浦安」と言う題目であったが、この踊りには「鈴舞」と「扇舞」があり、当日は扇を持って踊る「扇舞」であった。
例祭の神事は全部で40分程度で終ったが、その後「直会(なおらい)」があり散会となった。
歴史のある岩鏡神社の例祭も、熱心な氏子の人も高齢となられ参列できなくなり、若い者は古いしきたりに関心が無く、参列者も年々少なくなっているそうである。
昔から伝わる風習やしきたりがいつまでも残り、後世に伝えられることも大切なことであろう。
岩鏡神社については、№70・71.72で紹介している。