素人が調べたもので誤りも多々在ろうかと思いますが、気のついた点はご指摘を頂き、古い資料や写真等があればご一報いただければ幸いです。


by hirosan_kimura

№124 大谷・小谷

e0125014_10543616.jpg 鰆浜の鉄道線路を越えた所から直ぐ右に大きく谷が奥まで伸びていた。丁度今の下水処理場付近に谷の入口部分が僅かに忍ばれる。

 この谷は奥で更に二股に分かれていたが、その手前で小さな谷が北に伸びていた。二股に分かれる谷を大谷(おおだに),手前に分かれた小さな谷を小谷(こだに)と呼んでいた。

 今では阿品台の開発により大きく地形が変わっているが、阿品台一丁目と一体となっている「光の園」は、谷の横の山を越えた高台にあり、阿品地域とは全く異なる地区にあった。

 e0125014_1142281.jpg 子どもの頃はこの谷の奥まで行き良く遊んでいたが、小谷には良く行っていた。

 小谷は左地図の中央に突き出た斜線部分であるが、太田にも含め埋立てられ今は見ることは出来ない。左に伸びた斜線部分の谷は今でも残されており、住宅がたくさん建っている。

 小谷は奥行き100m有るか無いかの小さな谷であったが、突き当りに小さな灌漑用の池があり、イモリなどが泳いでいた。

 この谷の右側斜面は丁度火葬場跡の裏側に当るが、山百合が良く咲いていた。山百合を摘んで帰ると母親が喜んでいたが、匂いの良い花であった。

 山百合は阿品のそこらじゅうの山で咲いている花とまではいかなかったが、咲く場所は決まっており、花の季節に行けば必ず可憐な花を咲かせていた。

 阿品台の開発により自然は壊され、今では阿品で山百合を見ることは出来ない。
by hirosan_kimura | 2009-04-17 03:59 | 鰆浜 | Comments(0)